ブログ
10.42025
西宮市で坪庭リフォーム完成!手間いらずで癒やしの和空間を実現
こんにちは、阪神間でお庭づくりをしています フォーシーズンズの中田です。
朝晩がちょっと肌寒くなってきて、秋の気配を感じる季節になりましたね。
いよいよガーデニングシーズン本番!この時期はあちこちのお庭を駆け回っています
さて今回は、西宮市の個人邸で完成した「坪庭リフォーム」のお話です。
以前、LIXILさんのガーデンルーム「暖蘭物語」をご紹介したお客様の続編になります。
お客様のお庭はもともと手入れが行き届いていましたが、年々お手入れが大変に…。
そこで今回は、お庭全体を思い切ってリフォームさせていただきました。
リビング前には奥様のご希望でガーデンルームを、
そして和室前には旦那様のご要望で「坪庭」をご提案。
犬走り部分は、防草シートなしの化粧砂利だったため雑草が生えやすく、
今回はコンクリート舗装に変更。これでお手入れもぐっと楽になります
坪庭を造るということで 今回は そこまで導くように 黒の敷石を並べました。色々とデザインを考えましたが、シンメトリーに並べた方がすっきりとするのでその方法を選びました
犬走りの出来上がりです。コンクリート舗装にしたため 雑草を抜くこともありません。排水は境界塀側に勾配をとり、スムーズに流れるよう排水溝を設けました。
歩きやすさにもこだわり、段差をできるだけ少なくしています。
坪庭の面積は約2m×4m。
限られた空間に、人口竹垣パーテンション・つくばい・コケ・池などをバランス良く配置しました。
自動で水を流したり潅水する装置も取り入れ、手間をかけずに“自然な潤い”を感じられる設計です
パーテンションを造ってからは 敷石やつくばい石橙を設置していきます。お庭にあった景石を用いして坪庭を造っているので、多少の石のかたちはご愛敬していただきました
急遽 入口のところに屋根を付けたいとのことでしたので、瓦屋根を取り付け、和の趣をプラス。
完成の様子です。一番奥は井筒を設けました。沓脱石は景石で転がっていたものを使用なので 欠けている部分はご愛嬌。
奥には井筒を設け、黒竹の根固めも丁寧に施工しています。
筧の前にはつくばいを置いて水を流して循環するようにしています。黒い石は熔岩石で水を吸うようにして 井筒に使った石は大谷石といって栃木県の凝灰岩で、昭和時代からよく使われた石材。
コケをはやす為に吸水率が高い大谷石を採用しました。後ろのつぶつぶの壁は池になっており ハスを浮かべるためにつくりました
杉苔を植付け 自動潅水ミストで噴霧させて猛暑日を乗り越えるこうにしました。
逆からの全体像ですステップが面が大きく コケ以外の緑はたまりゅうで手間を減らしています
今回は和室前に坪庭を造るというリフォームでした。子育てが終わり歳をとりにつれてお庭にかける手間もだんだんと減る場合もあります。
西宮市や阪神間で手間をかけたくない・外構リフォームをご検討のお客様は、ぜひ当店へご相談ください。
▼お問い合わせはこちら