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7.292025
高床式ウッドデッキで庭を有効活用|神戸市でウッドデッキが完成しました
こんにちは。阪神間で外構工事・お庭づくりを手がけている「フォーシーズンズ」の中田です。
最近は朝から強い日差しが続いており、現場の職人たちの作業効率にも少しずつ影響が出てきています。
今回は、春に完成した高床式ウッドデッキの施工事例をご紹介いたします。
お庭をより快適に、そしてプライバシーを確保できるようにと工夫を重ねた案件です。
■ ウッドデッキ施工前の状況
施工前はリビングの掃き出し窓前に植栽スペースがあり、見た目には緑が美しい空間でしたが、視線が気になるという問題がありました。
「お庭をもっと有効活用したい」「プライバシーを確保したい」とお客様がご相談くださり、いくつかの案を検討しました。
当初は、駐車場の上にルーフバルコニーを設けるプランもありましたが、建ぺい率の制限により断念。代わりに、高床式ウッドデッキを設置することに決まりました。
■ 基礎工事と構造の工夫
まずは既存の樹木や景石を撤去し、地盤をコンクリート舗装で強化します。
ウッドデッキは人が歩いたり家具を置いたりと荷重がかかるため、駐車場と同様の強度が必要です
続いて、墨出し(すみだし)作業に入ります。これは柱の設置位置を正確に決める工程で、非常に重要かつ時間のかかる作業です。
お庭づくりは、建物内部と異なり3D的な空間設計が求められます。高低差や傾斜なども計算しながら進めていきます。
■ 高低差を活かしたウッドデッキ構造
施工現場には高低差があり、駐車場側が低く、門柱側が高い構造になっていました。
具体的には、駐車場側の床高が約1.5m、門柱側が1.0m、高低差は約50cmです。
強風による揺れを防ぐため、柱と柱の間には筋交いを入れて耐震性と安定性を確保しています。
■ LIXIL「樹ら楽ステージ」で快適な屋外空間に
今回使用したのは、**LIXILの「樹ら楽ステージ」**というウッドデッキ材。メンテナンス性に優れ、耐久性も高い人気商品です。
ウッドデッキには目隠しフェンスも設置しており、外からの視線を遮ることで、プライバシーをしっかり確保できます。
特にリビングの掃き出し窓を半分隠す位置に手すりを設置することで、室内が透けて見えることもなく、安心してお過ごしいただけます。
玄関前からです 玄関前もリビングがみえなくなっています 色も グレー系のものでまとめたのでシックに見えます
■ シンプルで使いやすい屋外リビング
デッキサイズは約1.5mの奥行きで、テーブルと椅子をゆったり配置できる広さです。
リビングからフラットに続く高さに揃えて設置しているので、まるで室内の延長のように感じられる快適空間です。
周囲の住宅や道路からの視線も届かず、アウトドアリビングとしてもぴったり。
夏の強い日差しは、パラソルや**オーニング(日除け)**などを設置することで対応可能です。
■ ウッドデッキで暮らしをもっと快適に
今回の施工では、ウッドデッキに「庭を広く使える」「目隠しになる」という2つの大きな機能性を持たせることができました。
ご自宅での過ごし方が変わり、暮らしがより豊かになる空間づくりとなっています。
■ ウッドデッキ・高床式ウッドデッキをご検討の方へ
阪神間でウッドデッキの設置やお庭のリフォームをお考えの方は、ぜひフォーシーズンズまでお気軽にご相談ください。
お客様のご要望に合わせたオーダーメイドの外構プランをご提案いたします。
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