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7月に入り 気温もだんだんと上場気味。関西はまだまだ梅雨明け宣言は無く、台風が近づいてきています。フォーシーズンズの中田です。
今回は神戸市灘区で新築の外構を行いました。仕上げのほとんどがタイルということで、今回は造園工とタイル工のみで行います。
先月の大阪北摂の地震の件もありブロック積みに関するご相談等が多くなりました。今回の新築のようなブロック積みについては多段ということもあり、下4段は型枠ブロックと呼ばれるブロックを使っての施工となります。
型枠ブロックって何?と思う方も多いでしょうが。
上のように写真をみると、よくホームセンターで見かける通称空洞ブロックは右側、左は型枠ブロック。積むと見た目は同じですが、ブロックの性質はまったく違います。穴の開いている部分にコンクリートを充填量が異なるのが一目瞭然ですね。
鉄筋配筋を行い普通のブロック積み同様に型枠ブロックを積んだ後、空洞部にコンクリートを充填することで、コンクリート擁壁と同様の強度を確保することが出来るというメリットがあります。
しかも打ちっぱなしのコンクリートを造るときに必要な型枠工事の費用が抑えられるのでお客様にもコスト面でのメリットもあります。当店ではこのブロックを工事により使い分けています。
当然、普通の建築用ブロックより費用はかかりますが、この部分は見えない安心と思って下さい。ブロック積みが高いな?って思われた事がある人について、このようなブロックを積んでいる場合がありますので、単なる価格比較でされると普通の建築用ブロックで積んでいる場合があり強度不足になっている場合がありますのでご注意ください。
床も大判タイルをデザイン張りをおこなっています。最近のタイルはプリント技術が発達して10年前と比べるとほんとに石のようなタイルに見えるものも出てきました。
壁についてはモザイクタイルを貼ってアクセントを出しました。
出来上がりの様子です。塗装壁、塗り壁が多い中、300×600サイズのタイルを貼るところも少しながら出てきました。当然塗装壁と比べると費用はかかりますが、汚れがつきにくいのとノーメンテなので20年-30年ほったらかしに出来るのが特徴です。
完成風景です。仕上がりはナチュラルな概観になりました。
色んな外構のデザインはありますが、今回はタイルの使った現場。ノーメンテが一番ですね。
当店では、ブロック工事士、ブロック塀診断士といったスタッフもいますので、ブロック積みに心配な方はお気軽にお問合せください。
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