ソーラーって大丈夫?ガーデンライトの選び方
ガーデンライトは大きく分けて3種類
ソーラーライトはとってもお手軽
ソーラーライトは、地面に挿したり置くだけで楽しめること、本体の安さ、何よりも電気代がかからないことが魅力です。お手軽にトライできるのでホームセンターやインターネット通販などで人気のタイプです。
ただ、本体価格を抑えるためにデザイン面や質感はどうしても12Vや100Vタイプより劣ります。最大のマイナス点は、日照時間によって点灯時間が左右されるので、防犯や足元の安全確保などには不向きなこと。
少しの時間だけでもナイトガーデンを楽しめればOK!という方におススメのタイプです。
安心の明るさ100Vライト
100Vライトの魅力は安定した明るさを確保できること。歴史も古く、選べる商品数も豊富なので、イメージ通りの商品を探せます。コイズミ照明、大光電気、オーデリックなどの照明に強いメーカーがあり、エクステリアライトにも力を入れています。
ただ、電気工事の資格が必要な為、DIYでは設置できません。できれば新築時のエクステリアプランやエクステリアリフォームなどのタイミングに組み込むことをおススメします。
おしゃれで明るい12Vライト
ステイホームで、庭時間も長くなり、今まで以上に12Vガーデンライトの人気が高まっています。12Vライトを選ぶ方の主な理由は、「①設置が簡単 ②豊富なデザインと質感 ③明るいのに消費電力が少なく、天候にも左右されない」の3点があげられます。
質感が高く、昼の庭にもおしゃれなライトです。
BERKLEY バークレー ガーデンライト / エクステリアライトSHOP
ガーデンライトの役割は多い
庭を美しく彩るだけではなく、ガーデンライトが果たす役割は様々です。
BERKLEY バークレー ガーデンライト / エクステリアライトSHOP
庭のおしゃれ
庭の表情を上質にワンランクアップさせるのがガーデンライトです。
気軽に始められるのに満足度はかなり高い。
ライトの角度一つで庭木や花々の彩を変える、その演出家が自分であることもガーデンライトの楽しみのひとつです。四季折々の夜景を素敵にデザインしてみましょう。
照明計画 施工:フォーシーズンズ夙川店
高齢者への配慮
ガーデンライトはアプローチや段差のある場所の足元を照らし、転倒防止にもなり高齢者にも安心です。
おススメのガーデンライトはアプローチライト。
誘導灯として足元の安全性を確保しつつ、シンプルなものからアンティーク調のものまで、お洒落なデザインが豊富なタイプです。
昼のお庭ではオーナメントとしてオブジェとしての存在感もあるので、こだわって選びたいものです。
防犯効果
泥棒が侵入をあきらめるまでの時間は5分で約7割、10分では9割超になります。防犯のポイントは「人目につく」「時間がかかる」こと。ガーデンライトを活用して影や死角を減らすことで「人目につく」心理的なハードルが増し、侵入に対する抑制効果が期待できます。
おススメのライトは、常時点灯型の照度センサー付き自動点灯ライト。
近づくと点灯する人感センサー付きライトと比べ、暗くなれば自動的に常時点灯するタイプなので、全体が明るく感じられます。また、防犯意識の高さを常に認識させることができます。
人感センサ―付きライトに関して“急に点灯させ、驚かせることで撃退!”との記事をよく目にしますが、泥棒は2度3度と下見をしますので、驚かせる効果としての過度の期待は避けましょう。
ガーデンライトの選び方
ガーデンライトは「100Vタイプ」、「12Vタイプ」、「ソーラータイプ」の3種類があります。
機能と光の強さ、目的に応じて必要なライトを選び、美しくライトアップしてみましょう。
照明計画 施工:フォーシーズンズ夙川店
3種類のガーデンライトの特徴比較
100Vタイプ、12Vタイプ、ソーラータイプを
「経済性(消費電力、維持費)」、「明るさ(ナイトガーデンを演出する必要な明るさ)」、「防犯性(侵入の抑止力となる十分な機能)」、「工事面(専門工事の有無や手軽さ)」「デザイン面(昼夜問わず庭を演出するアイテムとしてのデザイン性)」から特徴を考えてみます。
100Vライトは電気工事士に設置を依頼しなければならないので敬遠されがち。
ソーラーライトは天候に左右され、明るさが十分ではなく点灯時間も短いので、防犯面には不向きです。また、ソーラーパネルの部分がデザインの自由度を低くしてしまい、画一的なデザインのものが多いのも残念なところです。
目的と用途で選ぶ
「玄関などの防犯に使いたい。高齢者がいるので足元を常に明るくしたい。庭のシンボルツリーを照らしたい。花をほんのり照らしたい。
イングリッシュガーデンに合うデザインのものにしたい。」
目的や用途を考えてライティング計画を立てましょう。多数のライトを取り入れる場合は、住居とお庭との統一感を見ることも大切です。
BERKLEY バークレー ガーデンライト / エクステリアライトSHOP
「Garden&Exterior」
ガーデンライト特集:バックナンバー
・「灯りのある庭……ガーデンライトの基礎知識」
・「魅力的なナイトガーデンをデザインする」
・「ガーデンライトDIYで『ヨルニワ』をはじめる」
メンテナンスをしやすく
ガーデンライトをメンテナンスをしないでいると、素材の劣化も早く見栄えの悪いものになります。ガーデンライトは夜だけでなく、昼の庭景観にも影響を与えます。こびりついた砂やコケなどの汚れは、定期的に取っておきたいものです。
ただ、日頃のメンテナンスは煩わしいもの。できるだけ簡単にメンテナンスできる様に、手の届きやすいところに配置計画を立てましょう。
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