ウッドデッキを選ぶときに悩ましいのが材質。人工木か天然木か。最近のトレンドはメンテナンスが容易な人工木なのですが、天然木のぬくもりや風合いを求める方もまだまだ多いのが実情。いずれの材質にも一長一短があるので、何を第一に優先するのかが材質選びのポイントになります。

天然木ウッドデッキ
施工 /フォーシーズンズ夙川店

目次

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1. ウッドデッキの素材は大きく分けて３つ

1-1　人工木
1-2　ハードウッド（天然木）
1-3　ソフトウッド（天然木）

2. 人工木と天然木の特徴を知る

2-1　気になる「見た目、風合い」は？
2-2　「歩き心地」の良さ、「ささくれ」の有無
2-3　どの材質が長持ち？
2-4　加工のしやすさ、自由度
2-5　メンテナンスは必要？

3. ウッドデッキ施工事例

3-1　ハードウッド 芦屋市 個人邸
3-2　ハードウッド（施工16年経過） 芦屋市 個人邸
3-3　人工木 宝塚市 個人邸

4. ウッドデッキをより快適にするアイテム

4-1　オーニング
4-2　ガーデンファニチャー

5. ウッドデッキのある暮らし

人工木

人工木とは、木粉に樹脂等を配合して加工し、木材風に製品化された加工木材のことです。天然木とは違い、製品品質も一律で扱いやすく、腐ったり朽ちることもないので、ウッドデッキなどの屋外素材としての人気が高まっています。

ハードウッド（天然木）

ハードウッドは平均的に20年以上の耐久年数があり、劣化しにくい天然木です。ウッドデッキやフェンスには、イペ、ウリン、イタウバ フィエラなどの樹種がよく利用されています。

ソフトウッド（天然木）

やわらかい材木なので扱いやすいですが、劣化は早く、割れ、反り、縮み、節抜けなどの症状が現れます。ただ、樹種によっては耐久性が比較的高いものもあり、特にウエスタンレッドシダー（ベイスギ）は防腐性、防虫性に優れ、ソフトウッドの中では人気があります。

気になる「見た目、風合い」は？

人工木は、木粉に樹脂やプラスチックといった素材を混ぜて作っています。最近の人工木は、メーカー各社の努力から、遠目にはかなり天然木の風合いに近くなってきましたが、やはり、木材本来が持つぬくもりや質感の再現はできていません。

どの材質が長持ち？

人工木は新素材のため、実際の耐久年数がまだ不明。ただ、開発段階の実験データはあり、高耐久性であることは実証済み。ハードウッドは、実際の利用者調査で15年以上の耐久年数が確認されており、イペ、ウリンなどは、20年以上の実績が多数。ソフトウッドは、防腐剤やペンキの塗り直しなどのメンテナンスを行っても、劣化は避けられず、最終的には朽ちてしまいます。

加工のしやすさ、自由度

人工木とハードウッドは硬いため、初心者には加工は難しい。スギやヒノキなどのソフトウッドは柔らかく加工が容易なので、DIYにも人気のある素材です。

「歩き心地」の良さ、「ささくれ」の有無

天然木は冬は暖かく、夏は涼しい。人工木は夏の直射日光下では高熱になるのが欠点です。天然木、特にソフトウッドは数年後にはささくれ、ひび割れが発生し素足で歩くと危険。人工木はささくれの心配はありません。

メンテナンスは必要？

人工木のメンテナンスは、ほこりのふき取りレベルで特に必要はありません。ハードウッドも硬いので、白アリなどの心配もほぼ必要なく、人工木同様にメンテナンスフリー。ソフトウッドはシロアリなどに弱く、腐食もしやすいため毎年の塗装が必要で、メンテナンスは重要。維持コストがかかります。

ハードウッド 芦屋市 個人邸

ウッドデッキの張替え。ハードウッドのイペを使用。
イペはハードウッドの中でも高級木材として知られ、その高級感と品質の高さから非常に人気のある天然木材です。比重も重く表面の硬度も高い素材なので、現場加工の難度が高い木材です。

ハードウッド（イベ）
施工 /フォーシーズンズ夙川店

ハードウッド（施工16年経過） 芦屋市 個人邸

16年ほど前に施工したウッドデッキの状態。ハードウッドのブラジル産イペ材を使用。
木材自体の傷みは全くなく、改修の必要はありません。

ハードウッド（イベ）
施工 /フォーシーズンズ夙川店

人工木 LIXIL 樹ら楽ステージ
施工 /フォーシーズンズ夙川店

リビングからウォークスルーのウッドデッキ。人工木のLIXIL樹ら楽ステージを使用。
人工木の最大の欠点は夏の床面温度の上昇。使用した『樹ら楽ステージ』の人工木は、デッキ材の色の顔料に、太陽光線を反射する特殊タイプを採用し、床の表面温度の上昇を抑えた製品です。

黒の手すりがデッキ全体を引き締め、センスある大人の空間を演出しています。

手すり LIXIL アキレール
施工 /フォーシーズンズ夙川店

ベランダを
手軽に目隠し
キャンバスが自動的に巻き取られる「たて引きスクリーン」。ベランダや窓辺に。

ベレット（タカノ） W2000mm×D1800mm 手動式 / フォーシーズンズ Yahoo!店

キャンバスを
15色から選べる
まるでオーダーメイド。キャンバス色15色、フリル形状3パターン、サイズ７種類。豊富な組み合わせが嬉しい。
ECO 40（タカノ）手動式、電動式/ フォーシーズンズ 夙川店

女性にやさしい
かんたん開閉

ハンドルを押し上げるだけの簡単レバー操作。フレームはアルミ製、ボルトとナットは錆びにくいステンレス製。
木かげ（タカノ）手動式 ワンタッチ開閉 / フォーシーズンズ 夙川店

居心地の良さを生む
ネイチャーカラー
やさしい色合いが、四季折々の庭景色と調和。陽差しが降り注ぐ自然と親しむ時間。

exsior ガーデンファニチャー TYPE 003 / フォーシーズンズ夙川店

直接空を望め
くつろぐ贅沢
座面が深くゆったりとした座り心地。屋内リビングさながらの上質空間を演出。
exsior ガーデンファニチャーTYPE 001 / フォーシーズンズ夙川店

粗めの編み込みが
外空間にマッチ
粗めの織りの人工ラタンがおしゃれ。上品さと楽しさが両立したセンスのいい空間に。
exsior ガーデンファニチャーTYPE 002
/ フォーシーズンズ夙川店

自然と触れ合う
お家リゾート

深く広々とした座面がうれしい自由度の高いソファ。オットマンに足を投げ出し、読書でも。
exsior ガーデンファニチャー TYPE 004 / フォーシーズンズ夙川店

休日のひとときを囲む
もうひとつのリビング
気取らないのに高品質。長年使える飽きのこないデザインと使いやすさが人気。
Fermob ルクセンブ―ル シリーズ / フォーシーズンズ夙川店

アルミフレームの
応接セットがクール

「実用性と美しさ」を常に追い求めるFermob。センスのいい高級ガーデンファニチャーの代名詞的ブランド。
Fermob ベルビ シリーズ / フォーシーズンズ夙川店

世界中で愛される
フランス生まれのFermob
自動車と同等のさび止め加工で耐候性は抜群。太陽の下で映える豊富なカラーが魅力。

Fermob ビストロ シリーズ / フォーシーズンズ夙川店

自然の光や風を感じながら過ごす空間、日々の暮らしに楽しさやゆとりをプラスしてくれるウッドデッキ。

耐久性の高い人工木の人気は高く、天然木からの張替え需要も多くなっています。木目に凹凸を入れてより天然木に近づけたものや、夏のデッキの表面温度上昇を抑えるための工夫がされたものなど、魅力ある商品が続々と生まれています。
とはいえ、やはり天然木のぬくもりのある暖かさは捨てがたいものです。

人工木 or 天然木は、先ずは何を一番重要とするのか優先順位をつけ、そして家屋との相性や家全体のイメージも考えて選びましょう。

※記事中に「フォーシーズンズ Yahoo!店」と表記の商品はこちらで購入できます。
「フォーシーズンズ夙川店」と表記の商品はこちらよりお問い合わせください。

人工木 LIXILデッキDC