酷暑、真夏の庭しごと
酷暑の庭しごとの基本
適切な時間帯の選び方
真夏の庭しごとは、早朝や夕方の涼しい時間帯に行うのが理想的です。日中の暑さを避けることで、体への負担を軽減できます。特に、午前10時から午後4時の間は避けるようにしましょう。この時間帯は、紫外線が最も強く、熱中症のリスクも高まります。
ただ、熱中症警戒アラートが発表された場合は、時間にかかわらず作業を中止しましょう。
必要な装備と服装
【帽子とサングラス】直射日光を避けるために、広いつばのある帽子とUVカットのサングラスを着用しましょう。
【軽量で通気性の良い服装】綿やリネンなど、通気性の良い素材の服を選びましょう。長袖と長ズボンを着用することで、日焼けや虫刺されを防ぐことができます。
【こまめな水分補給】作業中は定期的に水分を補給し、脱水症状を防ぎましょう。スポーツドリンクも効果的です。
植物の選び方とケア
暑さに強い植物
真夏でも元気に育つ植物として、以下のような種類があります。
ヒユ科:1~2年草
花期:7月~11月
耐暑性:強い
ニワトリの鶏頭(ケイトウ)に似ていることが名前の由来。花房の先端が大きく広がり鮮やかな色で庭を彩ります。
コリウスポーチュラカ(ハナスベリヒユ)
スベリヒユ科:1~2年草
花期:5月~10月
耐暑性:強い
這うように広がり小さな色とりどりの鮮やかな花が次々と咲きます。花期も長く秋の終わりまで楽しめます。日当たり、水はけの良い場所を好みます。病害虫対策の必要はありません。グランドカバーとして人気。
水やりのコツ
真夏の水やりは、朝早くか夕方遅くに行うのがベストです。日中に水をやると、蒸発が早くなり、植物が十分に水を吸収できません。また、根元に直接水をやることで、葉や花に水がかからないようにしましょう。これにより、病気の予防にもなります。
また、高温が続くと土壌が常に乾燥気味になるので、植物の根が十分水を吸収できる環境づくりが大切です。土中からの水分の蒸散を防ぐには、腐葉土やパークなどでのマルチングが効果的。野菜づくりには、黒のビニールマルチをすれば、雑草対策にもなります。
外出などでの水やりには自動散水装置がおススメです。室内からスマホでの遠隔操作も可能なので、暑さが厳しい時期の強い味方です。
夏の庭を安全に楽しむ
日陰を作る工夫
庭に日陰を作ることで、涼しい場所を確保できます。パーゴラやシェードクロスを設置することで、植物や人が快適に過ごせる空間を作りましょう。
敷地形状に合わせてオリジナルで造った木製パーゴラ
設計施工 /フォーシーズンズ夙川店
涼を取るためのアイテム
扇風機やミストシャワーを設置することで、涼を取ることができます。また、冷たい飲み物やアイスクリームなどを用意して、リラックスした時間を過ごしましょう。風鈴や水の音を楽しむことで、さらに涼しさを感じることができます。
60cm間隔に付いたミストノズルから細かいミストを墳霧
6ミストノズルが5個付いて3mのミストラインをつくれるミストキット
/フォーシーズンズ Yahoo! 店
おしゃれな水やりアイテム
おしゃれで機能的な水やりアイテムがあれば、暑い夏の水やりもちょっと軽快に。
ホースリール・じょうろ
本格派ホースリール
イングリッシュガーデンに溶け込むデザイン。リール本体に高級アルミ合金を採用し耐久性に優れたホースリール。見た目のおしゃれさだけではなく、機能面も本格的。ノズルで9種類の水流を使い分けできる。
ブロンズリール ブラウン ホースリ-ル20m巻 ノズル付
W340mm×D295mm×H410mm/ フォーシーズンズ Yahoo! 店
※メーカーの仕様変更により、ペグは付属しません。
可愛いデザインが
お庭のアクセントに
世界中の園芸家に愛され続ける1986年創業の英国ブランドのホーズ。
カラフルなラインナップのヘリテイジカンは部屋使いに便利。
ホーズ じょうろ室内用 ヘリテイジカン1.0L 全6色
W300mm×D100mm× H200mm/ フォーシーズンズ Yahoo! 店
夜間の庭をライトアップ
ガーデンライトを使えば、庭の景観を引き立てることができますし、そのライトアップされた庭で、涼しい風を感じながらの庭しごとは心地よさを感じます。
さらに、夜の庭仕事は日中の暑さを避けるだけでなく、虫の活動も少なくなるため、より快適に作業ができます。
ぜひ、ガーデンライトを活用して、夜の庭仕事を楽しんでみてください!
※記事中のガーデンアイテムは「フォーシーズンズ Yahoo! 店 」及び「エクステリアライトSHOP」で購入できます。