台風に強いカーポートを選ぶ

近年、大型台風の日本への接近や上陸が増え、大きな被害が出ています。 2022年に上陸した台風第14号は、なんと最大風速55 m/sを記録しました。
カーポート選びには、できるだけ台風に強い(耐風圧の高い)製品を選ぶこと、信頼のおける施工会社を選ぶことが重要です。カーポートの屋根が破損し飛び、車やご近所に被害が出てしまうと大変です。

西宮市個人邸 三協アルミ カーポート U.スタイル アゼスト/
施工:フォーシーズンズ夙川店

台風によるカーポートの被害と修理費用

被害

台風などの強風によるカーポート関連の被害は、
①カーポートの屋根が飛ぶ
・家屋の窓ガラスが割れる
・家屋の外壁破損
・近隣への被害
②カーポートの支柱が曲がる倒れる
・愛車への被害
・家屋の外壁破損
が多く報告されています。
フォーシーズンズ夙川店 Garden & Exterior > 台風に強いカーポートを選ぶ

修理費用一例

下記は、㈱LIXILトータルサービスの参考価格(税別)で、出張料、技術料、部品代が含まれています。

お見積りのみの場合
6,820円(出張料3,300円+技術料3,520円)
※地域により若干差あり。
屋根材を再利用できる場合
26,400円~49,500円
※車1台分の大きさの目安。
屋根材が無くなったもしくは再利用できない場合
170,500円~253,000円
※車1台分の大きさの目安。
車2台分の大きさの場合は313,500円~511,500円。

※支柱が折れている、屋根部分が完全に吹き飛んだなど、修理対応ができない場合があります。

火災保険

台風によるカーポート破損は火災保険で直せる可能性がありますので、加入している保険会社に確認をしてください。「風災補償」などの名称で、付帯されていることが多いです。

台風に強いカーポート選びのポイント

耐風圧強度の高い製品を選ぶ

風への耐久性が高い(台風に強い)製品を選ぶことが重要です。
カーポートは耐風圧強度と呼ばれる規定値(耐風圧強度の数値は強度設計上の基準値であり、保証値では無い。)に基づいて製品が作られています。
様々な耐風圧強度のカーポートがあるため、自分の住む地域で過去に発生した台風の最大風速などを調べ、強度を選ぶようにしましょう。「耐風圧強度」とは商品が耐えうる風圧力を風速に換算した値です。例えば、耐風圧強度42m/s相当であれば、「風速42m/sに耐えられる強度」となります。

追加オプションで強度アップ

サポート・母屋補強材・屋根材ホルダーなどの耐風圧強度を高めるオプション追加ができる製品を選びましょう。
最近の気候変動において、台風の最大風速が高くなったエリアが多数あります。強度追加ができる製品が安心です。


LIXILフーゴ オプション『サポート」

LIXIL 耐風圧強度の高いカーポート

カーポートSW/ST


LIXILカーポートSWとSTの最大の特長は『風に強い!」折板カーポート。

標準で耐風圧強度46m/s の設定
道路に面したところに設置をすることが多いカーポート。道路は風の通り道。台風時などは、道路に沿って強風が吹き抜けるため、強風対策は不可欠です。LIXILカーポートSWとSTは、耐風圧強度46m/s相当を標準設定しています。

カーポートフーゴ

多彩なオプションで強度強化
フーゴは耐風圧強度42m/s相当を標準化。
また、耐風圧強度をさらに高めるオプション設定があり、安心。
耐風圧パッケージで強度アップ
「耐風圧パッケージ」によって、耐風圧強度を46m/S相当までスペックアップ可能。

フォーシー LIXIL カーポートフーゴ ズンズ夙川店「耐風圧パッケージ」によって、耐風圧強度を46m/S相当までスペックアップ可能。
※フーゴ1500の耐風圧パッケージにおいて、サポート柱は必要ありません。(対象機種:フーゴR 1500、フーゴR 袖壁 1500)

三協アルミ 耐風圧強度の高いカーポート

カーポート ビームスN型

業界最高水準の耐風圧強度56m/s相当を達成!
サイドパネルの無いN型に耐風圧強度56m/s相当を設定。プレミアムタイプはフラットな意匠にこだわったノイズレスを突き詰めたフォルムでありながら、耐風圧強度に妥協はない。


耐積雪量100cm
●耐風圧強度の数値は目安であり、商品保証値ではありません。


耐積雪量30cm
●耐風圧強度の数値は目安であり、商品保証値ではありません。

カーポート U.スタイル アゼスト

台風や強風時以外は隠せてスッキリ
耐風圧強度アップの着脱式サポートセットは、柱にスッキリ収まり、ファサード空間をじゃましません。

カーポート設置、ここに注意!

要注意!カーポートは建ぺい率に含まれます

カーポートは建ぺい率に含まれるため、設置の際は注意が必要です。現在の住居で建ぺい率の限界まで達していた場合、カーポートを設置をすれば法律違反になります。

ただし、次の条件を満たせば、車庫の柱のそれぞれから車庫の中心に向かって1メートルまでの部分を除き、緩和措置を受けることができますので、最大限活用しましょう。

・柱の間隔が2メートル以上
・天井の高さが2.1メートル以上
・外壁のない部分が連続して4メートル以上
・地階を除く階数が1

※自治体によって内容が異なることがあります。詳しくはカーポート設置予定地の自治体や施工会社に確認をしましょう。

カーポートのデザインを妥協しない!

台風、強風対策を重視しすぎて、デザインを気にしないでいると、ファサードデザインを台無しにすることも。最近のカーポートは多彩な組み合わせができるので、建物やエントランスに合った、色合いや質感のものを選ぶことが可能です。
耐風圧強度を保ち家全体をセンスアップする組み合わせは、必ずあります。
迷ったときは、ぜひ、プロのエクステリアデザイナーに相談してみてください。

三協アルミ カーポートG1-R 耐風圧強度 46m/s

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