カーポートで花粉・黄砂対策:三協アルミ、LIXILの取り組み
花粉と黄砂の愛車への被害
花粉の正体と車への影響
春になると空気中に広がる花粉は、自動車の表面に付着し、特に黒や濃い色の車体では目立つ問題となります。花粉は微細な粒子で、これが車体に付着すると、風や雨によって物理的に塗装面を削り取ることがあります。また、花粉は湿気と反応して酸を発生させ、これが車体に付着すると塗装を腐食させる原因となります。
黄砂の正体と車への影響
黄砂は主に中国の砂漠地帯から飛来する微細な粒子です。これらの粒子は自動車のボディーや窓に付着し、塗装面を傷つける可能性があります。黄砂は微細な鉱物粒子で、これが車体に付着すると、風や雨によって物理的に塗装面を削り取ることがあります。また、黄砂に含まれる鉄分が湿気と反応して錆を発生させ、これが車体に付着すると塗装の下から錆びる原因となります。
愛車の黄砂花粉対策にはカーポート
カーポートは、自動車を直射日光、雨、雪から保護するだけでなく、黄砂や花粉からも保護します。特に、黄砂や花粉が多い季節には、カーポートは自動車の塗装を保護する大切な役割を果たします。黄砂や花粉に対する各社の取り組みを紹介します。
三協アルミの取り組み
三協アルミは、花粉・黄砂対策として、特殊なコーティングを施したカーポートを開発。このコーティングは、花粉や黄砂が付着するのを防ぎ、雨水で簡単に洗い流すことができます。また、三協アルミのカーポートは、耐久性と機能性を兼ね備えており、長期間にわたって安心して利用できます。
また、三協アルミはブラックポリカーボネート板を新たに設定。フレーム部から屋根部まで全てブラックで統一されており、モノトーン系の住宅外観に調和。赤外線の熱量をカットし、カーポート屋根下の昇温を抑制して愛車を守ります。透過性がないので、花粉や黄砂の汚れが目立ち難いので、見た目の美しさや高級感を保てます。
三協アルミ カーポート「ダブルフェース」ブラックポリカーボネード板
LIXIL カーポートSW 1500タイプ2台用
LIXILの取り組み
LIXILのカーポートは、黄砂対策に優れた設計と機能性を兼ね備えています。その中でも特に注目すべきは高密度ポリカーボネートを採用した屋根。このメッシュパネルは、黄砂や花粉などの微粒子を効果的に遮断することができます。また、高密度ポリカーボネートには紫外線をほぼ100%カットする特殊コーティングが施されており、車の塗装の色褪せや車内シートの日焼け防止の効果も期待できます。
LIXILのカーポートで高密度ポリカーボネートを採用した代表的な商品は、以下の通りです。
●カーポートST、カーポートSW、カーポートSC、ソルディーポート他
花粉黄砂対策:カーポート設置事例
西宮市個人邸 LIXILカーポートSC
よくある透明な屋根(ポリカーボネート)では汚れが目立ち、景観を損ねることに。玄関先は住宅の顔。通りから見えるカーポートが汚れていると住宅全体のイメージが下がります。このカーポートSCの屋根材であれば視線を遮断するので、屋根に付着した花粉や黄砂の汚れが気になりません。
【施工前】
【施工後】
施工:フォーシーズンズ夙川店
芦屋市個人邸 三協アルミ カーポートFⅡ
カーポートFⅡはアルミ屋根なので、花粉や黄砂化の汚れから車を守るのはもちろんのこと、アルミの優れた遮熱効果と耐久性により、屋根下の車のボディの温度上昇を抑制します。
また、透過性のな無い屋根タイプなので、屋根の汚れを視界から遮断し、美しさを保てます。
【施工風景】
【施工後】
施工:フォーシーズンズ夙川店
西宮市個人邸 三協アルミ カーポートFⅡ
既設の跳ね上げ式ゲートに同系色のカーポートFⅡを設置。既設のゲートにカーポートFⅡが干渉しない様、図面設計し、完成。カーポトFⅡは、屋根勾配と屋根材が同方向で排水されやすい設計になっているので、屋根裏の葉っぱ、花粉や黄砂が流れやすく、ローメンテナンスなのが嬉しい。
【施工風景】
【施工後】
施工:フォーシーズンズ夙川店
花粉黄砂対策を考えた外構プラン
花粉や黄砂は、私たちの生活に様々な問題を引き起こしますが、三協アルミ、LIXILのような企業の取り組みにより、これらの問題を軽減することが可能になります。
これらの企業が提供するカーポートは、花粉・黄砂対策だけでなく、耐久性、機能性、デザイン性、環境への配慮など、多くの面で優れた性能を発揮します。
また、カーポートに限らず、花粉や黄砂が付着し難いフェンス、砂利の活用なども併せて考えたいところ。対策方法も地域や風向きなどの条件によっても変わります。エクステリアのプロと相談し、花粉や黄砂に強い外構を目指してください。
西宮市個人邸 三協アルミ Uスタイルアゼスト
施工:フォーシーズンズ夙川店