秋に植えて冬春に楽しむ
秋まき秋植えの注意点
長引く残暑に注意
暦の上では、立秋(8月7日前後)過ぎから秋分の日までの暑さを「残暑」といいますが、地球温暖化とともに暑さがいつまでも残るようになってきました。近年は10月になってもまだ30℃を超えるような日があります。
秋まき秋植えの植物は地熱がある程度下がらないと、植え時ではありません。同じ地域でも山間部や平野部で気温が違います。紅葉がみごろの時期を目安に植え付けしましょう。
球根の選び方
購入する際、手に取り、球根の状態をよく観察しましょう。しっかりとした重さがあり、傷がなく、皮に汚れの無いツヤのある綺麗な球根を選びましょう。傷や汚れがあるものは、病気になっていたり、病気になりやすいので要注意。また、握ってみてふにゃふにゃと柔らかかったり、乾燥してしわが寄っているものも良くありません。
冬越し対策
秋植えの球根は、寒さにあうことで開花の準備を始めるので、冬越し対策の心配はほとんどありませんが、苗の場合は、うまく冬超しさせることが大切です。
「耐寒性」と「半耐寒性」の品種がありますので、品種に応じた防寒対策をしましょう。耐寒性のある品種でも霜柱ができやすい場所や、寒さが厳しい場所への植え付けは避けましょう。
秋植えの球根草花 多年草 1~2年草
マーガレット
キク科 半耐寒性多年草
花期:11月~5月
植え付け 植え替え:9~10月、3~6月
白い一重のマーガレットが有名ですが、園芸品種も多く出回り、咲き方は一重から八重咲き、色もピンクや黄色などもあります。日当たり、水はけ、風通しの良いところを好みます。
ヘメロカリス
ユリ科 耐寒性多年草
花期:5月中旬~8月
植え付け 植え替え:3~4月、10月~11月
英名「デイリリー」の名の通り1日花ですが、次々とつぼみが開花し、長期間楽しめます。暑さ寒さに強く、丈夫で育てやすいのでビギナーに人気。
クロッカス
アヤメ科 多年草
花期:2月~4月、秋咲き種は10月中旬~11月中旬
植え付け:10月~11月
冬の終わりと春の訪れを告げる花ともいわれ、植えると確実に咲くと言ってよいほど栽培は簡単です。
冬を超えると早春の日を受けて一斉に花が開き、庭上だけでなく、コンテナやハンギングバスケットなどにもよく利用されています。
地植えの場合は植えっ放しでも、3~4年楽しめます。水栽培も容易な品種です。
シバザクラ
ハナシノブ科 耐寒性多年草
花期:4月上旬~5月下旬
植え付け、植え替え:9月下旬~11月中旬、3月下旬~6月
芝生のように地面に広がり、ピンクや紫の小花を一面に咲かせます。秋に株分けして植え替えることで、簡単に増やすことができます。
パンジー
スミレ科 秋まき一年草
花期:11月~5月
種まき:8月下旬~9月中旬 植え付け:11月~12月
ビギナーでも育てやすく、開花期も長いのでとても人気がある草花です。花色が豊富で、春花壇の演出には欠かせません。春に発生するアブラムシに要注意。
ビオラ
スミレ科 秋まき一年草
花期:11月~5月
種まき:8月下旬~9月中旬 植え付け:11月~12月
同じスミレ科のパンジーより花径は小さい。パンジーよりも寒さに強く、追肥など手入れをしっかり行えば、半年以上咲き続けます。繁殖力も強いので、非常に育てやすい草花です。
ヤグルマギク
キク科 秋まき一年草
花期:5月中旬~7月
種まき:9月上旬~中旬 植え付け:10月中旬、3月下旬
放射状に広がる矢車のような形の花を咲かせます。花色が多彩で、切り花やドライフラワーとしてもよく利用されています。庭植えの場合は、水やりがほとんど必要ありません。
ネモフィラ
ハゼリソウ科 秋まき一年草
花期:4月~5月
種まき:9月中旬~11月中旬 植え付け:2月中旬~4月
淡いブルーのインシグニス、紫色の斑点が入る大輪のマクラータなど品種は18種。移植に弱いので、ポットでの育苗後に植え付けする場合は、根を切らないように十分な注意を。
スイートアリッサム
アブラナ科 秋まき一年草
花期 2月下旬~6月上旬 9月下旬~12月上旬
種まき:9月下旬~10月上旬 植え付け:3月、10月
小さな白色の花を咲かせ、枝が横へ広がり、こんもりとしてまとまります。育てやすく寄せ植えのアクセントになることから、とても人気があります。
チューリップ
スミレ科 秋まき一年草
花期:3月下旬~5月上旬
種まき:8月下旬~9月中旬 植え付け:11月~12月
品種が豊富で人気のあるチューリップ。花期が短いものの、早生種と晩生主をうまく組み合わせれば、長い間楽しむことができます。
植え付け後は球根の根が生育する大切な時期。土が乾燥しない様にたっぷりと水をあげましょう。
ガーデンライトを取り入れる
自慢のガーデンフラワーを夜でも明るく照らし楽しむ。ガーデンライトは、花を照らすだけではなく
庭木をスポットライトで浮かび上がらせたり、足元の安全や防犯効果を高めます。
ライトのタイプは、DIYで簡単設置できる人気の12Vライトがおススメです。
ソーラーライトは日照時間に左右され、安定した灯りが見込めないのであまりおススメできません。
ガーデンライトは全てBERKLEY / エクステリアライトSHOP
花壇におススメのガーデンライト
光の向きを調整できる
かわいいベル型ライト
ベル型のランプが広く円状に花壇を照らす。かさの向きを90度まで調整可能。
LEDアプローチライト BERKLEY AP-04-3 H213mm×D508mm / エクステリアライトSHOP
※専用トランス、ケーブルは別売り。
とんぼ柄のカッティングが暖か
真下に光を照らすタイプ。とんぼ柄のほのかな光に癒される。
LEDアプローチライト BERKLEY AP-05-3
H508mm×D81mm / エクステリアライトSHOP
※専用トランス、ケーブルは別売り。
ガラスの光
ブロンズ色がシック。花々を照らしつつ、側面から広がるガラスの光が周囲も照らす。
LEDアプローチライト BERKLEY AP-08-3
H508mm×D81mm / エクステリアライトSHOP
※専用トランス、ケーブルは別売り。
表情を与える
コンパクトで控えめのデザインなので主役の花々をやさしい光で引き立てる。
LEDアプローチライト BERKLEY AP-03-3
H409mm×φ127mm / エクステリアライトSHOP
※専用トランス、ケーブルは別売り。
人気のガーデンライトは?
・電気工事士資格の必要が無く、設置が簡単。
・アンティーク調などデザインが豊富。
・100Vに比べ消費電力が少なく環境に優しい。
・感電、漏電の心配がないので、ペットや子供に安心。
・ソーラーライトと異なり、天候に左右されずに毎日点灯。
などがあげられます。
また、アメリカで人気のBERKLEY ライトが日本でも購入できるようになったり、コロナ禍のステイホームでDIY需要が高まっていることも12Vライトの追い風となっています。
ガーデンライト設置のポイント
ガーデンライトを取り入れるタイミングは様々です。
②中古物件購入やリガーデン(100Vタイプ・12Vタイプ)
③随時(12Vタイプ・ソーラータイプ)
100Vタイプは電気工事が必要な為、新築時やリガーデン時のエクステリアPlanに組み込むと経済的です。(フォーシーズンズにぜひご相談ください。)
また、花壇などに簡単に設置できるのがソーラータイプと12Vタイプ。特に12Vタイプはソーラータイプと異なり、安定して点灯できるので防犯にも適しています。
ガーデンライトで四季折々の夜の花々を観賞してみてはいかがですか。
※記事中の12VライトはYahoo!ショッピングの「エクステリアライトSHOP」で購入できます。