住まいの防犯はエクステリアから

近年、日本国内での住宅侵入犯罪が増加しています。特に、一戸建て住宅はその構造的特性から侵入者にとって狙いやすいターゲットとなっています。このため、安全な住まいを守るために防犯対策が非常に重要です。特に、通りからの視認性を高めることは、防犯意識を向上させるための強力な要素です。本記事では、住宅侵入犯罪の現状を踏まえ、エクステリアリフォームを通じた具体的な防犯対策について詳しく解説し、プロに依頼するメリットも紹介します。

通りからの視認性向上


南あわじ市個人邸 / 設計施工 :フォーシーズンズ夙川店

隠れ場所を無くす

庭木や物置の陰などの身を隠せる場所があり、人目につくことなく侵入できる庭がある家は、空き巣や泥棒に狙われやすいです。特に暗い夜間に隠れる場所があると危険。庭の整理を心掛け、隠れるところをつくらない様にしましょう。

外壁の色

周囲からの目立ちやすさ: 明るい色は、暗い色に比べて日中の光に反射しやすく、周囲から目立ちやすくなります。不審者の侵入や行動が発見される可能性が高まります。
夜間の明るさ: 街灯や外灯が当たることで、明るい色の外壁はさらに際立ち、周囲の人々に視認されやすくなり、犯罪抑止につながります。

防犯ゲートやフェンスの設置

高さの検討

侵入者にとって越えにくい高さ(一般的には1.8m以上)が望ましいですが、高すぎると自宅内部が見えにくくなり、周囲の視認性が低下してしまうことがあります。そのため、住宅環境に適した高さを選び、必要に応じてデザインを工夫しましょう。

防犯に適したデザイン

侵入しにくい高さを壁で確保しつつ、壁面にデザインフェンスを埋め込み設置する工夫をすることで、通りからの視認性を高めるだけでなく、優美で上質な印象の外構を実現できます。

施錠機能の強化

鍵付きのゲートを設けることで、防御力が向上します。さらに、電子ロックや自動ロック機能を取り入れることで、セキュリティレベルを高めることができます。例えば、LIXILのスマートロックシステム『FamiLock』は、子供の成長などライフスタイルの変化に対応でき、長期間使用できるおススメのアイテムで、玄関ドアのタイプもあります。


西宮市 個人邸:施工 フォーシーズンズ夙川店
アールフィックスフェンス3型
02-06 DRFD144(アールブラック) /ディーズガーデン専門店FS

エクステリアライトは防犯に重要!

照明の選定

防犯対策として庭にエクステリアライトを取り入れる場合、ソーラータイプは点灯時間が短いため不向きです。おススメは12Vタイプで、DIYで簡単に設置でき、電気工事資格も必要ありません。

ガーデンライトは全てBERKLEY(バークレー) /エクステリアライトSHOP

照明の配置

玄関周辺: 玄関は家の入り口であり、訪問者や不審者が最初にアプローチする場所です。明るい照明を設置することで、誰が来ているかをはっきりと確認できます。
車庫や駐車場: 車を停めた際に周囲が明るければ、安心して車を降りることができます。また、車両を狙った犯罪への対策にもなります。
フェンスや門: フェンスや門の周囲に照明を設置することで、侵入者を視認しやすくなり、犯罪リスクを低下させます。
通路や階段: 通路や階段には照明を設置し、つまずきやすい箇所を明るくすることで、暗がりによる事故を防ぎます。
窓の近く: 窓周辺に照明を設置することで、侵入者が簡単に窓を開けられないようにし、通行人に対しても自宅の存在を意識させます。
庭や裏庭: 敷地全体を照らすことで、死角を減らし、誰が出入りしているかを把握できるようにします。

自動点灯機能

明るさセンサーがあれば、暗くなると点灯し、明るくなると消灯するので、点け忘れや消し忘れの心配がありません。また、外出時にも自動点灯するため、自動点灯機能は防犯対策として欠かせません。
特におススメはBERKLEYガーデンライト の明るさンサー付きのトランスです。12V変換のトランス機能に明るさセンサーが内蔵されている優れものです。

植栽の利用

生け垣や低木の活用 

植栽は美しさを保ちながら防犯性を高める重要な要素です。
特にトゲのある植物(バラやアカシアなど)を使用することで、侵入者の心理的な障壁になります。背の低い植栽と高木のコンビネーションで、視界を遮らずに抑止力を高めます。

視認性の確保

植物は一定の高さに剪定し、視認性を確保することが重要です。完全に視界を遮ってしまうと、逆に侵入者に安心感を与えてしまう可能性があります。植栽は密集させず透過性を考え、適度な隙間を保つと良いです。これにより、自宅の周辺が見通しやすくなり、不審者が隠れにくくなります。


エクステリアリフォーム 芦屋市個人邸 /フォーシーズンズ夙川店

防犯カメラの設置

設置場所の選定

出入口周辺: 玄関や裏口など、人が出入りする主要な箇所を重点的にカバーします。
駐車場: 車両盗難や不審者の監視に役立つため、駐車スペースを見渡せる位置に設置します。
庭やバルコニー: 不審者が侵入する可能性があるエリアや、家族の安全が脅かされる場所に設置します。

視野の確保

高い位置への設置: カメラを高い位置に取り付けることで、破壊行為や盗難から保護できます。ただし、視点が下過ぎて被写体を捕らえられない場合があるので注意が必要です。
死角をなくす: 複数のカメラを設置し、重複するエリアが生じないようにしましょう。通りに面していない場所も要チェックです。

プロに依頼するメリット

エクステリアや防犯対策の改善は一見、簡単に見えるかもしれませんが、専門知識や経験が必要な場合が多いです。プロに依頼することの主なメリットは以下の通りです。

専門知識と経験: プロは最新の防犯技術やトレンドを熟知しており、適切なアドバイスを受けることができます。
時間の節約: 自分で全てを行うとなると多くの時間がかかりますが、プロに任せれば迅速に対応してもらえます。
安心感: 施工後の保証期間や安全確認などの案内があり、より安心して使用できます。

住宅のエクステリアリフォームを通じて防犯対策を強化することは、安心して暮らせる住環境を築くために非常に重要です。今回ご紹介したポイントを参考にして、住まいの防犯性能を高めてみてはいかがでしょうか?ただし、自分で行うのが難しいと感じた際は、ぜひプロに依頼することを検討してください。専門家の力を借りることで、より安全で快適な住まいが実現できます。

※記事中の12VライトはYahoo!ショッピングの「エクステリアライトSHOP」で購入できます。

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