防犯対策…… 空き巣が嫌がる庭
侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が30.5%と最も多く、戸建住宅の防犯対策が欠かせません。(参考:警視庁-住まいる防犯110番)

空き巣が好む庭ってどんな庭?
庭木や雑草をチェック
雑草が生えっぱなしで荒れ放題の庭は、空き巣や泥棒の格好のターゲット。庭木や雑草の有無は、居住者のルーズな面が見え、防犯意識が低いと判断されるからです。
また、手入れのされていない庭木は、死角や影をつくり、空き巣が活動しやすい状況をつくってしまいます。
塀や生け垣をチェック
防犯対策に高い塀や生け垣を設置するという間違いをよく耳にします。たしかに、塀や生け垣があれば、侵入時の障害となりますが、一度超えてしまうと、外部からは見えにくく、庭は空き巣にとって格好の隠れ場所となります。
つまり高い塀があると外部から見られずに庭に潜むことができるので、家屋への侵入時に周囲に発見される可能性が低くくなります。
外部から庭や家屋がどの様に見えるのか、防犯面を意識して見通しをチェックしましょう。
庭が散らかっていませんか?
物が散らかった庭は、物の位置を変えても気づかれ難いので、空き巣に狙われやすい。見える場所に脚立などが置きっ放しになっているのも危険です。空き巣がこれらの道具を利用して、2階の窓やバルコニーから侵入する手助けになります。
夜の庭が真っ暗
夜の庭は道路などの外側から見て、真っ暗になっていませんか?
空き巣や泥棒にとって見通しが悪い暗い庭は、狙いやすい格好の場所となります。
玄関に門灯やセンサーライトがあっても、庭が真っ暗では危険です。
暗い庭は侵入しやすく、逃げやすいもの。ガーデンライトを庭に配置するなどの対策が必要です
空き巣が嫌がる庭づくり
雑草処理と庭木の剪定
防犯意識が低いと思われ、空き巣に侵入されないためにも、雑草処理と庭木の手入れを定期的にしましょう。
雑草処理は除草剤や防草シートなどを利用すると手間が少なくなるのでおススメです。庭木の剪定に関しては、もちろん見栄えが第一ですが、同時に死角をつくらない様に剪定することも大切です。
雑草が処理され、庭木がきれいに剪定されていると、「防犯意識が高い」家だと認識され、空き巣に嫌がられる場所となります。
フェンスの配置
高い塀や生け垣は「塀や生け垣をチェック」で説明した通り、防犯対策には不向きです。
おススメは格子タイプのフェンス。格子タイプのフェンスは、外部から庭への見通しがよくなり、周りから人影がすぐに分かるので、防犯対策に適しています。
ただ、外部からの見通しの良さは、プライバシー保護をしにくくなるのが難点。おススメは目隠しフェンスや目隠しシートなどの利用です。視線が気にならない分、リラックスできるので、おススメです。
庭の整理
庭をきれいに保つことで見通しはよくなり、侵入されにくい庭になります。
空き巣や泥棒の侵入や逃走の手助けとなるものが庭に置かないことも重要です。侵入道具になる脚立や踏み台などが見当たらない、整理された庭は、「防犯意識が高い」と空き巣は認識します。ガーデンファニュチャーも足場となりますので、配置場所を注意しましょう。
隠れるところをつくらない
庭木や物置の陰などの身を隠せる場所があり、人目につくことなく侵入できる庭がある家は、空き巣や泥棒に狙われやすいです。特に暗い夜間に隠れる場所があると危険。庭の整理を心掛け、隠れるところをつくらない様にしましょう。
防犯砂利を敷き詰める

防犯砂利とは空き巣や泥棒の侵入を防ぐアイテムで、足で踏むとジャリジャリと大きな音がする砂利です。
防犯砂利を敷き詰める作業は簡単。
普通の砂利と同じ様に、「除草→整地→敷き詰める」という手順です。
防犯砂利の敷き場所は、侵入経路となる「側庭」や「裏庭」といった部分や、人目につかない隠れる場所になり得る部分に敷くと効果的。
防犯砂利は簡単に設置ができるのに効果は大きいので、空き巣や泥棒の防犯には必ず取り入れたいアイテムです。
防犯以外にも、防草シートを貼ったうえで防犯砂利をしっかり敷き詰めることができれば、防草にも役立ちます。防草機能を併せ持つタイプの、「防犯防草砂利」なども販売されています。
防犯にガーデンライトを取り入れる
庭に暗がりをつくらない
防犯で見落としがちなのは、庭の暗がり。玄関に門灯やセンサーライトがあっても、庭は真っ暗。空き巣にとって、人目を気にせずに侵入できる絶好の場所です。
ガーデンライトは全てBERKLEY / エクステリアライトSHOP
ガーデンライトが設置されている庭は、「顔を見られる恐れがある」「隠れる場所の確保が難しい」などから
空き巣や泥棒が侵入を避ける傾向にあり、防犯対策には必ず取り入れたいアイテムです。
明るさセンサーが便利
防犯対策で庭にガーデンライトを取り入れる場合は、ソーラータイプは点灯時間が短いので不向き。おススメは12Vタイプです。DIYで簡単に設置でき、電気工事資格も要りません。
また、ガーデンライトを選びで気にしたいのは自動点灯機能。明るさセンサーがあれば、暗くなると点灯し、明るくなると消灯するので、点け忘れや消し忘れの心配がありません。
特におススメはBERKLEYガーデンライト の明るさセンサー付きのトランス。12V変換のトランス機能に明るさセンサーが内蔵されている優れものです。
このトランスにライトを接続するだけで、ライトの自動点灯が可能になります。
・合計60Wまで接続可能 ・防雨型 ・明るさセンサー内臓
BERKLEYガーデンライト DJ-90-12W-1 / エクステリアライトSHOP

ガーデンライト設置のポイント

ガーデンライトを設置するポイントは、空き巣や泥棒の隠れ場所になる死角をなくすこと。
庭を見渡せば、庭木や物置の隅などの隠れやすい場所が分かると思います。その状況から設置計画(設置場所・必要台数)を立て、ガーデンライトを仮設置します。
夜に庭を確認し、暗がりを減らす様に調整、再設置すればOKです。
※記事中の12VライトはYahoo!ショッピングの「エクステリアライトSHOP」で購入できます。